6月8日に塾を新規開業しました。
実際にはその1か月前くらいから色々と準備をしながらの開業でした。
建物は立派ですが、中身は僕自身のDIYがほとんど。
もともとが土足で上がれる塾だったので、
壁や床をオキシクリーンで拭き上げたり、
タイルカーペットを貼ったり、
トイレのドアを外開きに改造したり
YouTubeのハウツー動画を見ながら一つひとつ作り上げてきました。
なので、ご近所の方は
「なんか最近あそこの人が妙にバタバタしてるな」
と思われてたみたいです 笑
でも僕が
「塾を開業します」というと、
お向かいのガソリンスタンドの店主の方や、
お隣の美容室のオシャレ店長さん、
普段、朝の挨拶を交わすだけのおじいちゃんも皆さん口をそろえて
「頑張ってね!」
と応援してくださいました。
前に勤めていた塾の代表が、
お忙しい中わざわざ観葉植物を持って激励にも来てくださいました。
皆さんにとっては何気ない一言だったのかもしれません。
ですがこの1か月の僕を支えてくれたのはこれらの励ましの言葉だったと思います。
応援ってすごい力を持っているな
あと一歩、もう一歩と限界だと思っていたところをつき進む後押しをしてくれるな
と改めて実感しました。
そしてふと自分も思い返してみると、
例えば
授業日でもないのに「自習していいですか?」と勉強しに来た生徒
「ここがどうしてもわかりません」とくらいついてくる生徒
誰に言われるでもなく黙々とテキストに向き合う生徒
こういう彼ら彼女らの姿を見ると、思わず
「頑張れ」
と声に出してしまっていたように思えます。
人は頑張る姿をみると自然と応援したくなってしまう
そんな生き物なのではないでしょうか。
さらには応援されたらその分、自分が引いた限界ラインを越えて頑張れる
そんな生き物でもある。
そんなことを改めて実感した1カ月でした。
人生はどんな瞬間に学びが訪れるかわからないですね。