今日は中3生の自学の日でした。
自学の日は基本的には私からは勉強内容に口出しはしません。
こちらから指示することといったら、英単語テストをするくらいでしょうか。
それが終わったらあとは時間管理と質問対応くらいです。
私はこの時間がある意味、授業よりも大切だと思っています。
なぜなら成績向上には自分で学ぶことが必要不可欠だと考えるからです。
ある生徒は10月の実力テスト範囲表とにらめっこしながら、該当範囲のテキストを解き進めていました。
ある生徒は明日の塾の歴史一問一答テストの勉強をしていました。
ある生徒は塾の授業で解いた問題の解き直しをしていました。
そんな静かな教室で、授業終了15分前くらいでしょうか。
勉強が一段落したのでしょう、一人の生徒が顔を上げちょっと一息ついていました。
残り15分、ボーッとしていればあっという間に終わってしまうような時間です。
もうひと頑張りするよう声をかけようかなと思った時でした。
その生徒は教室をくるっと見回し他の生徒が取り組んでいるテキストを確認すると、同じテキストを取り出して再び勉強を始めたのです。
たかが15分、されど15分。
この生徒はほんのちょっとの時間も無駄にしない姿勢が身についてきているのです。
この積み重ねが点数につながっていきます。
今日はとても良いものを見ることができました。感謝でいっぱいです。
こういう瞬間があるから塾講師はやめられません(笑)
頑張れ3年生!