旭中1年生の男子生徒のお話です。
このテスト対策期間中、彼が社会の学校ワークを解いている姿をよく見かけました。
その度に他の教科の勉強も気になって「じゃあ、数学ここまでやておこうか」「英語のここまでしておこう」「国語のワークを」「理科は?」と、他の教科にも取り組んでもらいつつのテスト対策期間でした。
(決して、社会をしないように邪魔しているわけではないです 笑)
で、明日が社会のテストの日なので、今日も当然社会のワークに取り組んでいました。
そして先ほど、21時20分頃でしょうか、彼が社会のワークをパタンと閉じて前を向きました。
「どうした?終わったの?」
と聞くと
「はい」
と答えてくれました。
「ところでさ、社会をよくやっていたけど今回のテスト対策でこのワーク何周したの?」
「6周です」
思わず「6周!?」と聞き返してしまいました。
完璧にするために6周繰り返す。
彼がサボっている姿は見たことありません。
愚直に、丁寧に、誠実に取り組んでいました。
おそらく6周という数字を目標にしたのではなく、自分が納得できるまで繰り返した結果が6周だった。
彼にとって完璧にするために頑張った結果、6周必要だったのだと思います。
この「勉強へのこだわり」はこれからも大切にして欲しいです。
そして、他の塾生も是非見習って欲しい。
テスト期間中は生徒たちは「自分なりの勉強法」で頑張ってくれました。
その中には「この方法では成績があがりにくいな。。。」と思うものもありました。
特にノートを埋めるだけの勉強をしている生徒には繰り返し注意しました。
それは勉強ではなく作業だと。
そういう生徒には「伸びる方法」で頑張っている生徒のノートを借りて、実例を見せながら説明したりもしました。
今回の旭中の彼もまたお手本になる生徒の一人です。
みんなどんどん見習って自分の力にしてください。
せっかく塾にきているのです。
お互いにプラスになる影響を与え合いましょう。
旭中の生徒たちは、期末テストが他の中学よりも少し遅くなってしまいましたね。
集中力を切らさず、テスト最終日まで粘り強く頑張ろうね。
今日もありがとうございました。