昨日で西階中の、今日で東海中のテスト対策が終了しました。
中3実力テストと南中のテスト対策も1週間前に終わっていました。
生徒の皆さんは夏休み中から始まった15日間のテスト対策、よく頑張ってくれました。
15日間。
やはり長いですよね。月の半分ですからね。大変だと思います。
しかし、この長いテスト対策期間と、今まさに成長期の生徒たち。
この二つが合わさると、沢山のドラマがみられるんですよ。
まずは西階中の1年生。
彼は夏休み中からずっと休みなくテスト対策に通ってくれました。
当塾では毎回恒例となった「そのテキスト何週目?」の質問に「8周くらいです」と答えてくれたのが先週のこと。
きっと彼はテストまでに10回以上周回したことでしょう。
「100点をとります」
彼はそう力強く言ってくれました。
どこかまだ幼さと甘さのあった彼の言葉とは思えませんでした。
ビックリしました。
実は前回のテストの結果が彼にとっても満足のいくものではなく、悔しい思いをしていました。
それへのリベンジという意味合いが今回のテストにはあります。
そして、彼の取り組んでいたプリントの中には、おそらくお母様が手作りされたであろう物もありました。
それも彼を奮い立たせる大きな要因になったと思います。
親子で共通の目標に向けて頑張る姿。
ね?
ドラマでしょう?
次に東海中の2年生。
当塾は22時10分で終了ですので、その時間になると
「はい、終わろうかね」
と全体に声掛けします。
そこから生徒たちは帰る準備をし、それぞれ帰宅していくのですが。。。
その男の子は席から立ち上がってはいますが、まだ何やら書いている様子。
手元をのぞき込むと、英語のテキストの最終ページを今まさに解いているところでした。
(もちろん、ここまでに何周もしています)
「いいよ、そこまで解こう」
そう声をかけると彼は椅子に座りなおし、ものすごいスピードで残りの問題を埋めていきます。
僕が教室を一周して再び彼の隣に座ると、ちょうど丸付けをしているところでした。
もちろん、そのページは全問正解。
彼は満足そうに帰っていきました。
凄いこだわりです。
時間は関係なく「ここまでやり切る!」という気迫。
いつもニコニコしている爽やかな彼ですが、やり遂げるカッコよさも加わりました。
生徒は本当に短期間で成長してくれます。
これもやはりドラマでしょう?
生徒たちのこういう姿をどうにか保護者の方にもお見せしたいのですが、なかなか難しく。
文章にすることで少しでもお伝えできればと思います。
今日もありがとうございました。